軽井沢はなぜ高い?別荘の値段が上がる3つの理由
- 最終更新日:2020.07.22
- 公開日:2018.03.02Writer:りぞほくん
軽井沢に別荘を建てる。夏の暑さを逃れられるだけでなく、多忙な日常から距離を置ける場所として魅力的ではないでしょうか。
しかし、軽井沢の別荘は値段が高く、実際に別荘を持つには値段が気になるという方が多いでしょう。
実は、軽井沢の別荘がそれだけの値段がするのには、人気の高さだけでなく、軽井沢のルールにも秘密があったんです。
軽井沢で土地利用行為を行う場合には、軽井沢町の条例「自然保護対策要綱」によってさまざまな制限を受けることになります。
この条例は軽井沢町の自然環境及びそれにより形成される景観を保護することを目的に制定されたもので、軽井沢のきれいな街並みや空間を保全することに役立っています。
そこで、軽井沢の別荘の価値に影響を与えているとも言える3つのルールをご紹介します。
■理由1:分譲の最小面積に制限がある
保養地域、いわゆる別荘地での土地分譲の場合は1区画の面積が1,000平米以上とされ、住居地域の場合は300平米以上とされています。
■理由2:建築物に制限がある。
軽井沢に建物を建てる際には、その面積や形状に制限があります。
例えば、建蔽率は、軽井沢町の住居地域は60%が上限であるのに対して、保養地域は20%とかなり狭くなっています。
容積率も、住居地域の200%に対して著しく小さい20%しかありません。
また、道路からの建物の距離は、住居地域が2mなのに対して、軽井沢の保地養域では5m以上離すことが求められます。
隣地からの距離は、住居地域の1mに対して、3m以上かつ建物の高さの2分の1以上となっています。
他にも、高さが10m以下、色は周囲の外観や背景に配慮した落ち着いた色彩のものにすることが要求されます。
■理由3:人気エリアは市場に出回る前に売れることも。
軽井沢では需要に対して供給が少ないために、人気エリアの別荘はすぐに品薄状態になります。
そのうえ、旧軽井沢エリアでは売りに出される前に売り切れてしまうこともあるので、ますます供給が少なくなります。
このように、軽井沢の別荘は、分譲の最低面積や建物への制限、供給不足のために相対的な価値が高められています。
人気の高い別荘地のため、手ごろな物件ほど買い手が付きやすくなっています。
軽井沢で別荘を買うなら、自身の希望する条件に見合う物件を見つけられるように情報収集を余念なくしたいものです。
軽井沢で理想の別荘をお探しの方は、是非リゾートホームにご相談ください。