軽井沢に定住するときに気を付けたい!軽井沢の冬の過ごし方
- 最終更新日:2020.07.22
- 公開日:2018.03.20Writer:りぞほくん
都会の暑い夏を離れて過ごす避暑地として有名な軽井沢。
しかし、もしあなたが軽井沢の邸宅を別荘ではなく定住地として考えているなら、軽井沢にも四季があることを忘れてはいけません。
標高約1000mに位置する軽井沢は、夏が涼しい代わりに冬は大変冷え込みます。
1・2月の平均気温は-3℃、平均最低気温は-8℃となっており、-16℃まで下がることもあるのです。
冷え込む時期も長く、10月から4月までストーブが欠かせません。
そこで今回は、軽井沢に定住をお考えの方へ、軽井沢の冬を乗り切るために気を付けるポイントを4つご紹介します。
■ポイント1:寒冷地向けの暖房が必要
東京の冬で使うような、室内用エアコンや置き型ストーブは、軽井沢では歯が立ちません。
寒冷地でも使えるような、FFファンヒーター、床暖房、パネルヒーター、蓄熱式暖房機などが有効です。
また、近年寒冷地用エアコンが普及しており、軽井沢でも導入事例が増えています。
特に注目したいのがFF(強制給排気型)ファンヒーターです。
これは、一見するとただの大型ストーブですが、後ろの壁に開けている穴から給排気口を外に伸ばしているのが特徴です。
給排気口が外に伸びていることによって、換気をせずとも長時間運転が可能となります。
また、他の暖房方式と違ってすぐに温まってくれるのもFFファンヒーターの利点です。
■ポイント2:雪かきは必須
軽井沢は豪雪地帯ではないため、そこまで雪は降りません。
ただ、寒さが厳しいため、積もった雪がなかなか解けてはくれません。
そのため、雪が降り始めたら早めに雪かきをする必要があります。特に、氷の塊になってからでは雪かきが大変になるので注意しましょう。
雪かきに用意しておきたいスコップは3つあります。
1つ目は、軽くて扱いやすいプラスティック製の大きなスコップ。
2つ目は、ブルドーザーのように雪を手押しできるスコップ。
まだ雪があまり積もっていないときには一気に掻き出せて便利です。
3つ目は、鉄製のスコップ。雪が凍ってしまったときに叩いて割ることができます。
この3つのスコップを使い分ければ効率的な雪かきが可能です。
■ポイント3:冬には閉まる飲食店がある
軽井沢の飲食店には観光客をターゲットにしている店が多いため、観光客のいない冬になると大半の店が閉まります。
お気に入りのお店ができたなら営業期間もしっかりと確認しておきましょう。
たまには隣の御代田町や佐久市、小諸市に足を運ぶのも気分転換にいいかもしれませんよね。
■ポイント4:冬は洗濯物を外に干せない
軽井沢の冬は冷えるので、外に洗濯物を干すと凍り付きます。
そのため、除湿乾燥機を回して室内干しするか衣類乾燥機を使うことで対処します。
湿気の多い夏でも活躍してくれるため、買って損はしないでしょう。
軽井沢の冬は寒さが厳しく多くの苦労があります。
しかし、冬ならではの景色も素晴らしいものです。
別荘利用者や移住者の中には、四季の中でも「冬の凛とした空気、雪や霧氷の景色が好き」という方もいるくらいです。
きっちり対策して、軽井沢の冬を過ごしてみるのはいかがでしょうか。
軽井沢で定住をお考えの方で、お悩みをお持ちの方はぜひ当社にご相談くださいね。