コロナ後の別荘のあり方を考える|軽井沢のリゾートオフィス、ホームオフィスに注目
- 最終更新日:2020.09.29
- 公開日:2020.05.14Writer:りぞぱぱ
「リモートワーク」
ついこの間まで、言葉は知っているけれど、
「導入が難しい。」「営業職には関係ない。」と、
そこまで脚光を浴びることのない言葉でした。
しかし、ここ数ヶ月でとてもなじみ深い言葉になったのではないでしょうか?
私は、軽井沢で不動産会社を経営している山本と申します。
突然、このような話題を持ち出したのには、深い訳があります。
このブログ記事の目次
1.コロナウイルスで変化する働き方
コロナウイルスの影響で、日本だけでなく世界全体が
リモートワークという働き方に注目するようになりました。
ここ数ヶ月、多くの業界で、
「従来の方法を変えなければならない」と感じていることでしょう。
各国の専門家は、
「コロナウイルスが収束するのには時間がかかる」
「今まで通りの生活に戻るのは難しい」
「本格的なインターネットの時代が到来する」と言います。
それは、自宅で仕事をする将来が近づいているという意味でもあります。
それを貴方はどのように考えますか?
今後、変わってく世の中にどう対応しようと思いますか?
さまざまな、意見があると思います。現状維持で様子を見るのも良いでしょう。
流れに身を任せてみるのも良いでしょう。
しかし、もし今後同じような出来事が起きてしまったら、どうでしょうか?
私は、コロナウイルスを利用して、別荘を売り込みたいわけではありませんが、
バブル崩壊やリーマンショックなど
多くの景気の波を乗り越えてきた経験と実体験から、
今後、確実に、オフィスや別荘のあり方が変わると確信しています。
今回は、少々長いですが、私の考えをお伝え出来たらと思います。
2.なぜ " 今 " 別荘なのか
この大変な時期に、なぜ別荘の話題なのかと思う方もいらっしゃるでしょうが、
このコロナウイルスをきっかけに、
別荘はただの余暇を過ごすための場所では無くなります。
緊急避難先、第2の仕事場、自分の時間を確保する場所、
それだけでなく、いざという時に現金化できる資産として
別荘は意味を持ち始めます。
私がこれを断言できる理由は
ここ数か月で実際に、そういった目的をもって
別荘を探したいという人のコンサルティングを行っているからです。
「コロナウイルスが落ち着いたら、本腰を入れて探したい。」
「今のうちに物件の候補を探したい。」
「別荘としても、資産としても価値のある不動産を知りたい。」
こういった相談が増え始めたのは、ちょうど緊急事態宣言が発令された頃からです。
私と同じように考えている方はもう動き出しています。
3.別荘の有用性
先ほど、緊急時は
避難先、第2の仕事場、自分の時間を確保する場所、
いざという時に現金化できる資産になると話しましたが、
「緊急でなければ、保有する意味はないのか」とお考えの方に
改めて別荘の有用性をお話します。
別荘を仕事場として考えた場合、
福利厚生での活躍が期待されます。
東京から新幹線で1時間で行き来することができ、
1年を通して使いやすい軽井沢なら、
研修を行う場所や出張時のホテル代わりになります。
そして、保養所のある会社、
社員の福利厚生を考えている会社として、PRもできます
また、一時的であっても
軽井沢のような自然の多いところで過ごすことにより、
気持ちに余裕が生まれます。
余裕が生まれれば、仕事がはかどり、想像力が生まれます。
そして、生産性が上がります。
別荘には、そんな効果も期待できます。
このような別荘を所有していて、困ることはありません。
賃料の高い都心のオフィスで働くよりも、
余裕を持ちながら軽井沢のリゾートオフィスで働く方が
良い結果をもたらすのではないでしょうか?
4.中古では意味がない?
中古でも意味はあります。
中古の別荘、リゾートオフィスというと、
「古くて使いにくそう」「価値はあるのだろうか」
と思う方もいらっしゃると思いますが、
中古物件には中古物件ならではの魅力があります。
できるだけ建物が綺麗で、使い勝手が良いに越したことはありませんが、
軽井沢の中古物件は古いものが多いため、状態の良い物件は少ないです。
しかし、そういった建物の品質にだけに気を取られていると
大事なことを見落としますので注意が必要です。
中古物件を選ぶ際に大事なことは、土地の価値です。
建物はどうしても古くなりますので
ある程度のリフォームやメンテナンスが必要になりますし、
場合によっては建て替えが必要な場合もあるかもしれません。
しかし、土地の価値というものは多少の変化はあれど
全くなくなるということはありません。
建物が古くても、土地の価値や立地の良さというものは
ほかの土地では変わりが利きませんので、
物件を探す際には常に念頭に置いておいた方が良いでしょう。
5.最後に...
繰り返しになりますが、
別荘は、余暇を過ごすための場所としてのイメージが強いですが、
今後はそれだけの場所では無くなります。
今回のような病気の蔓延や震災があった時に避難できる場所、
リモートワークで仕事をする場所、
必要な時に現金化できる資産として
確実に、今まで以上に「別荘」の価値は上がります。
そして、実際に、私と同じ考えを持つ人が増えています。
余暇を過ごす場所、定住する場所という目的だけでなく、
「いざという時に活用できる場所」という目的を持って
すでに動き出している人達がいます。
本当に価値のある物件には限りがあります。
今後このような考え方での別荘探しは、今まで以上に目的の要素が増えますが、
そのテーマに関しては別の機会でお話しましょう。
私と同じような考えをお持ちでしたら、
一足先に、動き出してみてはいかがでしょうか?
新型コロナウイルスを受けて、現在の軽井沢の不動産状況はどうなっているのか、また、
今後のどうなっていくのかご興味がある方は、より詳しく解説している
軽井沢のコロナ禍における不動産事情 | 不動産会社が解説します。をご覧ください。
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