冬の軽井沢の別荘、エアコンで十分?暖房器具は必要?
- 最終更新日:2021.09.09
- 公開日:2021.01.28Writer:りぞまま
みなさん、こんにちは!りぞままです。
冬の気温がマイナスになる軽井沢では暖房器具は欠かせません。
しかし、暖房器具にも向き不向きや効率の良い使い方がありますし、
冬の気温がマイナスになる軽井沢では、
暖房器具の効率的な使い方を知っておいた方が良いでしょう。
今回のブログでは、軽井沢の別荘でお勧めしたい暖房器具と使い方をご紹介します。
このブログ記事の目次
暖房器具としてのエアコンのメリット・デメリット
地域によって、冬の寒さは非常に厳しいものとなります。
皆さんは、そんな寒い冬を乗り切るためにどんな暖房器具を使用していますか。
一般的に、部屋を暖めようとする際は多くの方がエアコンを使用するでしょう。
しかし、エアコンを使用することが最適であるかどうかは環境によって変化します。
暖房器具としてのエアコンのメリットは、
立ち上がりが早いこと、換気の頻度も少なくて済むこと、
火傷や火事などの危険がないことが挙げられます。
しかし、温かい空気を送風して室温を上げるため、
部屋が広かったり送風を遮るような家具がある場合には効率が悪くなります。
また、床暖房と違って放射暖房ができませんので、
部屋全体を保温したり、足元を暖めることには向いていませんし、
軽井沢のような寒冷地域では、エアコンだけでは少し心細いです。
そのため、床暖房やストーブと併用して使用することが一般的です。
冬の軽井沢の別荘については「軽井沢の冬ってどんな感じ?いつから寒くなるの?」
「定住用の別荘探しと気を付けるポイント」で解説しています。
別荘では寒冷地用エアコン+暖房器具の併用がお勧め
先程エアコンのメリット、デメリットについてご紹介しましたが、
軽井沢のような地域では「寒冷地エアコン」を利用することをお勧めします。
寒冷地エアコンは、普通のエアコンよりも暖房能力が高く雪対策や凍結防止ができます。
気温がマイナスになる地域は、室外機に霜が降りたり、雪が吹き込むことがありますので
暖房が使えないといったことにならないよう、寒冷地用エアコンを設置しましょう。
ここからは、併用にお勧めの暖房器具についてご紹介します。
2-1.本格的な冬にはFFファンヒーター
FFとは燃焼させたガスを家の外に逃がすために、設置した壁の後ろに穴を開ける仕組みのことです。
一般的に、軽井沢では冬の寒さに耐えるために使われることが多いです。
FFファンヒーターの魅力は、少ない換気で長時間使用できること、
非常にパワーがあるため部屋を暖めるスピードが早いこと、
長時間使用してもあまり費用がかからないことです。
設置するためには費用がかかりますが、設置後は快適に使用できるので、
冬の別荘をよく使いたい方にお勧めです。
2-2.おしゃれな雰囲気なら薪ストーブ
薪ストーブは、点火するために時間を要し、部屋を暖めるスピードも決して早くはありません。
しかし、揺れる炎を見ながら暖を取れるため、
他の器具には無い味わいを持っています。
火を燃やすための木材が必要になるため費用は高くなってしまう可能性がありますが、
こだわりの別荘にしたい方や非日常の空間を味わいたい方に適しているでしょう。
2-3.廊下や洗面所には床暖房があると安心
床暖房は足元が温かいので、キッチンやトイレ、脱衣所など
生活の中でよく利用する場所に設置するのが良いでしょう。
床暖房は電気式と温水式がありますが、
使い勝手や費用面には差がありますので、設置面積や利用頻度に合わせて選ぶことをお勧めします。
軽井沢の別荘で暖房を考える際の注意点とは
暖房を効きやすくするためには、別荘の構造にも注意が必要です。
暖房器具の力を最大限に発揮するためには、具体的にどのような工夫をしたら良いのでしょうか。
3-1.結露、凍結防止には2重サッシやペアガラスが◎
2重サッシやペアガラスはサッシやガラスの間に空気の層があるため、
外気温を通しにくく、結露防止効果が期待されます。
また、熱を逃がしにくいので、夏は涼しく冬は暖かいといった魅力もあります。
3-2.断熱材はまんべんなく設置しているのか確認
近年は移住定住する方やセカンドハウスとして冬も利用する方が増えたため、
断熱材はしっかりと設置されていますのが、
築年数が古い中古別荘の場合、夏の利用のみを想定して建築されているケースが多いので、
必要最低限の断熱材しか設置されていないこともあります。
リフォームを検討される方はまず断熱材について調べてみることをお勧めします。
冬の軽井沢の別荘では、使いやすい暖房器具を選びましょう!
エアコン以外にも暖房器具として使用できるものはたくさんあります。
それぞれの長所を生かして使うことで効率よく部屋を暖められます。
また、部屋を暖めるために気をつけた方が良いポイントを押さえることも重要です。
これらの知識をもとに、快適な別荘を設計してくださいね。
みなさまの中に、軽井沢の別荘に関してお困りの方がいればお気軽にご相談ください。